公明党 文京区議会議員団 平成26年第4回定例議会一般質問 渡辺 とも子

平成26年11月定例議会一般質問

公明党文京区議団代表質問 渡辺 とも子

4.子育て支援について→次ページ

質問 

次に子育て支援について伺います。

始めに予防接種で子どもの命を守る取り組みについてお伺いいたします。
以前から、我が会派は、予防接種の重要性や定期接種化、公費助成の拡大など、接種率向上に向けて力を入れてきました。スケジュール管理できるアプリの導入や里帰り先で予防接種を受ける際の公費負担を訴えてきました。

来年の重点施策において里帰り先で予防接種を受けた際、公費負担できるようになったことは大変評価するところです。
このように予防接種の取り組みが拡大され、喜びの声が聞かれる一方「どのワクチンから、いつごろ受けたらいいのか、それぞれのワクチンによって接種する年齢や回数などがちがうのでスケジュールを管理するのが大変」との声を多くの保護者から聞いておりましたので、このほど文京区版予防接種スケジュールアプリが導入されると伺い、私共も大変喜んでおります。
そこでアプリ導入の今後のスケジュールと周知についてお伺いいたします。

広く区民に周知していただき、そして、活用が促進され、子ども達の命が守られるよう、取り組んでいただきますようお願いいたします。

併せて、風しん予防接種についてお伺いします。
25年度の国の調査では、20~40代の男性の約12.3%が風しんの抗体を持っていないことが分かりました。区民からは、過去に自分が風しんにかかっていたのか、ワクチンを受けたことがあるのか曖昧な場合があると聞きます。
年代別の接種状況を周知し、接種漏れの無いよう努め、引き続き助成費用の拡大に取り組んでいただきたいと思います。区の見解をお伺いいたします。

次に未就学児童の視力検査の導入についてお伺いいたします。

学校保健安全法によれば幼稚園での視力検査は義務づけられております。
明化幼稚園6月号のおたよりを見て年長さんが実施していることを知りました。
以前、私の娘が就学時健診で視力が悪くなっていることを娘本人が理解できていないことに気が付きました。その経験からもっと早い時期からの視力検査を要望したことがあります。全国で就学時の「健康診断の実態に関するアンケート調査」を実施した結果, 就学時の健康診断で視力検査を実施している割合は, 平均9割を超していますが、健康診断にて視力検査を実施している幼稚園の割合は, 平均48.3%で半数以下です。

視力は出生後より発達しますが, 屈折異常や斜視などの種々の要因によって発達が阻害されると弱視となります。
弱視とは器質的病変がなく, 視力の低下した状態であり, 眼鏡やコンタクトレンズによっても矯正視力が不良です。視力が完成する6 歳頃までに弱視を治療しなければ, 生涯にわたって矯正視力は改善しないので、弱視は早期発見, 早期治療が原則であり, 視力が発達する幼稚園, 保育園そして就学時の視力検査は極めて重要であると言われています。
最近の調査では、幼稚園児から高校生まで、幅広い年齢で視力が低下しているという結果も出ており、眼の健康管理のために全園での視力健診の導入、そして全保育所の導入も併せて提案いたします。本区の現状とお考えをお聞かせください。

更に、色覚検査について伺います。
学校での検査は、社会的な差別にもつながりかねず、異常があっても生活に支障がない人が多いことを理由に、10年前に中止されたと聞いております。しかし、中止された以降に、進学・就職のための健診で気づき、進路を断念しなければならなかったケースを耳にしました。
今後保護者の同意を得た上で希望者に限定し学校での色覚検査を行うことは、子どもが色覚異常を自覚する上で大切なことと思います。
色覚検査についての区の見解を伺います。

区長答弁

次に、子育て支援に関するいくつかのご質問にお答えします。

まず、文京区版予防接種スケジュールアプリについてのお尋ねですが、
来年度、速やかにサービスを開始できるよう準備を予定しております。
また、本サービスの開始にあたっては、新生児に送付する予防接種予診票に案内を同封するとともに、既に接種を始めている方に対しても、区報、ホームページ、子育て応援メールマガジン等を活用し、広く周知してまいります。

次に、成人対象の風しん予防接種についてのお尋ねですが、
既に、最も摂取率が低い年代については、ホームページで注意喚起しているところですが、今後は、区民の方が自身の年代の摂取状況を把握できるように、よりわかりやすい工夫に努めてまいります。
また、現在、区が行っている予防接種費用助成については、抗体価が十分でない方が、より少ない自己負担で予防接種を受けられるよう事業の拡充を検討してまいります。

次に、全保育所での視力検査の導入についてのお尋ねですが、
現在、区立保育園では視力検査を行っておりませんが、3歳児検診や就学時検診の結果を参考に、日々の保育の中で視力が気になる幼児については、専門医への受診を勧奨しているところです。
また、保育所での検査実施にあたっては、幼児に検査の練習をさせるなど、児童・生徒とは違った配慮を必要といたします。さらに、検査環境の整備、検査担当者の調整等の課題もあることから、今後、園医のご助言をいただきながら検討してまいります。

教育長答弁

次に未就学児童の視力検査についてのお尋ねですが、

区立幼稚園においては、本年度は6園の5歳児クラスで視力検査を実施いたしました。
幼稚園での視力検査に当たりましては、幼児に検査の練習をさせるなどの配慮が必要となります。
また、検査環境の整備、検査担当者の調整等の課題がございます。
今後は、これらの課題を整理し、全園での実施に向けて検討してまいります。

次に、色覚検査についてのお尋ねですが、
学校における色覚検査につきましては、色覚異常と判別されても大半は支障なく学校生活を送れることから、平成15年度から、児童・生徒等の健康診断の必須項目からは削除されましたが、希望者に対して個別に実施するよう、学校に周知してまいりました。
しかしながら、就職に当たって、初めて色覚による就業規則に直面するという事例等があることから、国の通知も踏まえ、今後、児童・生徒等が自身の色覚の特性を知らないまま不利益を受けることのないよう、保健調査に色覚に関する項目を新たに追加するなどの対応を図ってまいります。


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