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質問
次に自転車マナーの向上と自転車駐車場対策についてお伺いを致します。
信号無視などの危険な行為を繰り返す自転車運転者に講習の受講を義務づけるなど社会全体で自転車マナーの向上を推進していくために本年6月1日に改正道路交通法が施行されました。
今回の法改正では、そうした危険運転で3年以内に2回以上検挙された14歳以上の運転者に自動車と同じような安全講習(3時間・5700円)を義務化し、この講習を受けないと5万円以下の罰金が科せられることになっています。
現在、各地域の警察を中心に改正法の周知に努めておりますが、未だ具体的な内容を知らない住民が多いのが実態であります。そのような中で、自転車事故対策について、先進的に取り組んでいる自治体もあります。
隣の荒川区では講義、筆記試験、実技講習を経て、自転車運転免許証を発行する制度を平成17年7月から実施しております。
また、島根県松江市では市や市民、自転車利用者、事業者などの責務を明記し、無灯火や傘差し運転の禁止など交通ルールの遵守や交通安全教育の推進、自転車保険の加入促進を盛り込んだ自転車条例「松江市自転車安全利用条例」を制定し取り組んでおります。
本区としても自転車利用者へ改正法の周知徹底と自転車マナーの向上にむけた対策をどのようにしていくのかお伺いします。
次に自転車駐車場対策についてお伺いします。
現在本区において自転車の駐車場は区有施設をはじめ都有地などを活用し取り組んでおりますが、地域によっては、自転車駐車場を設置できる場所がないため放置自転車が減らない状況でもあります。
そこでいま民営の自転車駐車場の設置に補助事業を行っている自治体があると聞いております。本区としても今後、民営自転車駐車場の補助事業に取り組むべきと考えますが区長のご見解をお伺いします。
答弁 |
区長 |
次に、自転車対策に関するご質問にお答えします。 まず、道路交通法改正の周知と自転車マナー等の向上についてのお尋ねですが、 区ホームページや、主に子どもや高齢者を対象とした交通安全教室等でのお知らせに加え、様々なイベントの活用や、自転車駐車場利用者への個別案内など、幅広い世代への周知・啓発について、警察や関係機関等と連携し、取り組んでまいります。 次に自転車駐車場対策についてのお尋ねですが、本区では、駅近くに自転車駐車場に適する用地が少ないため、道路や公園等を活用してまいりました。 現在、23区においても、駅からの距離や収容台数等、一定の条件を満たす民営の自転車駐車場の整備等に対する助成を行っている区があることから、駅周辺の放置自転車対策として、民営自転車駐車場整備に係る助成について調査・研究してまいります。 |
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