お問い合わせ・ご相談は
03-5803-131803-5803-1318
質問
次にマルチメディアデイジーの活用の推進についてお伺いを致します。
デイジーはもともと視覚障害者の読書のために開発され、多くの視覚障害者がデイジーによる読書を楽しんでいます。さらに、音声とテキストを同期させたものをマルチメディアデイジーと呼びますがここ数年、視覚障害の方や読書に困難を感じる多くの人が利用をされています。
このような文字を読むことが困難な人のためには、文字だけでなく画像や音声も含んだ豊かな表現を用いることにより、知識、情報を効果的に伝えることができます。
デイジーが視覚障害のほかに学習障害、知的障害、精神障害の方にとっては有効であることが国際的に広く認められてきています。高齢者の読書にも役に立つとのことです。
日本でも、27年度のデイジー教科書提供者数は2,932人に上がりました。文部科学省が行った全国調査では、通常学級に通う児童生徒の2.4%の人が読み書きを著しく困難に感じるという結果が出ており、支援が必要な児童生徒は決して少なくありません。
我が会派の30年度の予算要望に、読みの困難な児童・生徒に対するマルチメディアデイジーの活用の推進を要望させて頂きましたが、本区のお考えと今後の取り組みについてお伺い致します。
答弁 |
区長 |
次に、マルチメディアデイジーの活用の推進についてのお尋ねですが、 ディジー教科書は、視覚障害だけではなく、発達障害等により読み書きが難しい児童・生徒にとっても有効であると考えており、区立学校の特別支援学級及び学びの教室において積極的に活用してまいります。 今後、各校におけるディジー教科書の使用許諾について、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会に対し教育委員会が一括して申請を行い、各校に展開してまいります。 なお、来年度全中学校に導入予定の生徒用タブレット端末にも一部導入してまいりたいと考えております。 |
---|