TOP議会報告 > 起業家支援、中小企業活性化について

議会報告 

平成29年9月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
松丸 まさし

QQ 質問

起業家支援、中小企業活性化について

公明党文京区議団の松丸昌史です。

平成29年9月定例議会に当たり、公明党文京区議団を代表して一般質問をさせていただきます。区長、教育長の明快なる御答弁をよろしくお願い申し上げます。

初めに、内閣府が8月14日に発表した平成29年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が年率4.0%増と大きく伸びたことが発表されました。
理由としては個人消費と民間の設備投資が堅調に拡大したこが大きく、その中でも個人消費が伸びた要因として外食、レジャー産業とともに、自動車やエアコンなどの白物家電の買い替えが活気づいたとされております。

また設備投資も2.4%増と好調で、設備の更新や人手不足に対応した省力化投資が寄与したことが理由であります。
久しぶりに消費と設備投資という内需二枚看板が景気回復を主導する格好となりましたが、今後はこの姿をどう定着させるかが最大の課題であります。いずれにしても日本経済がデフレ脱却に向けて着実に歩んでいるのは間違いありません。

私たち公明党文京区議団はこの夏、日本一起業しやすいまちとして注目されている東北仙台市にある仙台市起業支援センター「アシスタ」を視察してまいりました。

アシスタとは「明日、スタートする」「明日のスター(起業家)を生み出す」「スタートアップ(起業)をアシスト」するとの由来で、起業を目指す方たちが直面する様々な課題解決を支援するため、窓口相談や各種セミナー・イベントの開催、情報提供を通じて、事業の構想段階から起業後までワンストップでサポートする組織であります。
特に相談窓口においては中小企業診断士をはじめ税理士、行政書士、金融機関OBのほか、販促・マーケティング・デザイン等各分野の専門家が、起業・経営に関する様々な課題に対応しながら事業を成功させる方法をともに考え取り組んでおります。

また、女性の起業支援を強化するために女性相談員、セミナー等への託児サービスなど、きめ細かな対応とともに、平日・日中はなかなか都合がつかない方にもお越しいただけるよう、休日・夜間の相談窓口も用意しておりました。
今、仙台市においては復興後を見据えた新たな経済成長が必要との観点から「仙台経済成長デザイン」を策定し、4つの数値目標と9つの戦略プロジェクトのもと取り組んでおります。

本区としても更なる起業家支援をはじめ、中小企業活性化のためにどのように取り組もうとされているのかお伺いします。

AA 答弁

区長 松丸議員のご質問にお答えいたします。
最初に、起業家支援、中小企業活性化についてのご質問にお答えします。
本区では、「産業競争力強化法」により認定を受けた「創業支援事業計画」に基づき、起業家の支援を行っております。参加者のニーズに応じ、入門編・実践編・テーマ特化編に分けた創業支援セミナーを実施しており、様々な方が参加しやすいよう、一部のセミナーでは託児サービスを提供しております。
このほかにも、ワンストップ創業相談窓口の設置や、創業支援資金の実質本人負担ご利率O%など、起業希望者を支援しております。また、中小企業への支援については、経営相談や各種補助金、融資あっせん、セミナー実施のほか、中小企業支援員による訪問相談などを通じて、個々の企業のニーズに合った支援を行うことで、区内中小企業の活性化を図っているところです。
一覧へ 〉