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質問
次に、女性の視点を活かした防災対策について伺います。
公明党は、東日本大震災の教訓を踏まえて2011年8月「女性防災会議」を発足し様々提言を行ってまいりました。中でも災害時に女性特有のニーズに対応した体制づくりが必要であることから、災害対策基本法の改正を行うなど地方防災会議への女性委員の登用を進めてきました。その結果女性委員のいない都道府県はゼロになりました。東京都に於いても、都議会公明党の提案で、2013年に東京都防災会議条例を改正し「自主防災組織を構成する者又は学識経験者のある者」の枠が設けられ、東京都防災会議に女性委員が登用されました。
更にこのほど都議会公明党の提案により、女性の視点を踏まえた防災意識を高めるため、ノウハウをまとめた「女性視点の防災ブック」の作成に3億円の予算が東京都の29年度予算案に盛り込まれました。
防災アドバイザーの岡部氏によりますと、「東京防災」等には、「自助」の視点で、家庭でできる簡単な備蓄対策が書かれてあるとのことですが、実際にやってみると簡単ではない、と言われています。そこでローリングストック法で1週間分の食料と水の備蓄に工夫をしましょうと提案、7日分のボックスを用意し、消費期限の近いものから活用し、日常的に消費しながら補充をしていくといった実践法を紹介しています。私たち区議団は女性の視点での防災対策について、このような「生きた情報」を提供し、区民全体の自助力が向上するようキャラバン隊を組み広報活動を3月に行う予定です。
これまでも本区においては、女性の視点を防災対策に組み込んでいただきましたが、29年度はさらにブラッシュアップさせ、取り組んでいただくよう要望いたしますが、本区の考えをお伺いいたします。
答弁 |
区長 |
次に、女性の視点による防災対策についてのご質問にお答えします。 本区では、平成24年度に全国に先駆けて妊産婦・乳児救護所を指定するとともに、避難所の運営にあたっては、更衣室や授乳室を設置することとしております。 また、女性のニーズを反映した物資の備蓄も行っており、昨年の避難所総合訓練における物資の支給訓練では、女性用の物資は女性から手渡すことといたしました。 今後も、区民の意見を聴き、女性の視点による防災対策を一層進めてまいります。 |
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