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議会報告 

平成29年2月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
渡辺 とも子

QQ 質問

トルコ共和国イスタンプール市ベイオウル区における防災対策事業について

次にトルコ共和国イスタンプール市ベイオウル区における防災対策事業についてお伺いします。

平成26年12月から3ヵ年にわたりJICA草の根技術協力事業を活用した防災対策事業を共同で実施してまいりました。トルコは日本と同様に国内多くの断層を持つ地震国であり、2011年にはマグニチュード7.1の地震が発生し、多数の死傷者が発生したことは記憶に新しいところです。

このような大災害などを踏まえ、文京区は、地勢的文化的に共通点を持つベイオウル区に対して、各種防災計画の策定や防災訓練など地域における防災対策事業の経験を活かし、防災対策の策定及び実行に係る草の根の技術協力を行ってきました。
その成果を踏まえ1月20日には、ベイオウル区訪問団を迎えて防災シンポジウムを開催いたしました。私も参加させていただきましたが、防災の専門家であり明治大学大学院政治経済学研究科特任教授であられる中林一樹先生の基調講演やパネルディスカッションなどとても参考になりました。
そこで今回のベイオウル区との3ヵ年にわたる共同事業において本区としてはどのような成果を得ることができたのか、また今後どのように本区の防災対策に活かしていこうと考えているのかお伺いします。

AA 答弁

区長 次に、イスタンブール市ベイオウル区との防災対策事業の成果等についてのご質問にお答えします。

本事業では、本区がこれまで培ってきた防災対策のノウハウを生かし、ベイオウル区において初めてとなる「防災対策指針」の作成に寄与することができました。

また、本区においても、自助は啓発が重要であることを更に強く認識する契機となり「備蓄の日PR展」の開催など、新たな取り組みへとつなげることができました。
今後は、ペイオウル区との友好都市提携協定に基づく交流を通じ、相互の取り組みを参考にしながら、防災対策の更なる向上を図ってまいります。
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