TOP議会報告 > 災害対策について

議会報告 

令和4年9月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
宮本 伸一

QQ 質問

災害対策について

 次に、災害対策についてお伺いします。

 まず、地域防災力向上につながる支援について伺います。
 区では、これまで区が主催の総合防災訓練、また、町会・自治会・避難所運営協議会での自主訓練を促進する助成制度も実施し、地域防災力の向上に努めてきました。

 また、各避難所運営協議会からの推薦により、防災士の資格を取得してもらえるように助成制度や防災士の研修会も実施し、防災士の今後の活躍を促進しています。

 今後はさらなる研修なども重ねて、防災士の方に地域防災の中心的役割を担って頂くため、さらなる取り組みが必要と考えます。兵庫県では県が独自に「ひょうご防災リーダー」を認定し、研修を重ねて育成に努めています。防災士の方が地域の方からも「防災分野の中心的役割を担う方」として認知して頂けるような取り組みも必要と考えます。見解を伺います。

 次に災害時のトイレ対策について伺います。
 災害時、自宅のトイレが利用できなくなる問題が全国各地の災害現場で発生しています。有事に備えて備蓄品の中に簡易トイレなどを用意して頂けるよう、今年度実施している「防災品あっせん事業」のメニューの中にも含んでいることを評価します。

 避難所での備蓄品にも十分な用意をするべきと考えます。有事の際、仮設トイレやマンホールトイレの活用も避難所などで設置しますが、特にマンホールトイレについては、新設する公共施設において順次整備をしていくべきと考えます。区の見解を伺います。

 また、今後、区内で大型マンションなどが建設される際には、マンホールトイレの設置を促すことが有効と考えます。区の見解をお伺いします。

AA 答弁

区長  次に、災害対策に関するご質問にお答えします。

 まず、防災士についてのお尋ねですが、
 
 避難所運営協議会の推薦により資格を取得した防災士は、防災に関する知識を習得し、地域の実状に精通している方であり、地域防災力の要であると考えております。
 そのため、区が実施する研修会だけでなく、地域の防災力向上の取り組みに積極的に関わっていただくよう、呼びかけております。
 今後、防災士の活動が地域に浸透し、地域におけるより一層の活躍を促進するため、防災士の認知度の向上にも努めてまいります。

 次に、災害時のトイレについてのお尋ねですが、

 議員ご指摘のとおり、災害時のトイレ対策は重要であり、区では、避難所での備蓄の充実や、新たな公共施設の整備の機会を捉え、マンホールトイレの設置を推進しております。
 今後は、災害時のトイレの更なる確保のため、マンションへのマンホールトイレの設置促進に資する仕組みについても、検討してまいります。
一覧へ 〉