TOP議会報告 > スマホでの行政サービスの提供を更に推進

議会報告 

令和5年6月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

スマホでの行政サービスの提供を更に推進

 次に行政サービスをスマホでもっと手軽に提供する取り組みについてお伺いいたします。
 本区は行政サービスのオンライン化を推進しており、スマホで手軽に情報提供ができるような取り組みも広がりました。一方、渋谷区では、オンライン申請の拡大などデジタル化を進めてきており、さまざまな手続きが「スマート申請」で行われるようになっております。  
 渋谷区では、スマホでできるデジタルサービスを引越しの時・子育て中・災害時・介護が必要な時など、様々なシーンで活用できるようになっており、「スマホで手続きが出来てとても楽になった」「時間を選ばずに申し込みができる」「今の状況を知りたい」「区役所に行かなくても申請できる」といった声が多くあるそうです。本区もスマホでの行政サービスの提供を更に推進できるように取り組むべきと考えますが区のご見解をお伺いいたします。

 次に公共施設等マネジメントの取組みについてお伺いいたします。
 本区は公共施設等の効果的・効率的な活用を図るため、公共施設等マネジメントの取組を推進しています。しかし平成29年度に策定した「公共施設等総合管理計画」は、情報のアップデートがされておらず、最新情報がわかりません。この度、計画の見直しにあたって、ユニバーサルデザインや脱炭素化への取り組み、又、情報の見える化について検討されるそうですが、是非、課題解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。
 世田谷区では、縦割りを廃止し、施設営繕担当部 公共施設マネジメント課を設置し、施設ごとの費用と収入を一覧にまとめ、活用することで4年間に約21億円の歳出削減を実現しました。本区におきましても管理する施設の概要や施設ごとの費用と収入を一覧にまとめ、活用していくことや今までの事後保全の考え方から予防保全の考え方を取り入れることで費用対効果が得られると同時に財政の無駄削減につながると考えますが区のご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、スマートフォンにおける行政サービスの提供についてのご質問にお答えします。

 区では、引越し手続きオンラインサービスの対応や保育所・育成室の利用申請のオンライン化など、スマートフォンやパソコン等を利用して、時間や場所を問わず行政サービスを利用できるよう、積極的に取り組んでまいりました。
 昨年度には、利用者視点で簡単にオンライン申請フォームを作成できる新たな電子申請システムを導入し、情報政策課による操作研修やOJT形式による伴走支援を行っております。
 今後も、申請件数が多く、オンライン化のニーズが高い手続きを中心に、行政手続きのオンライン化を推進するとともに、マイナンバーカードによる本人確認やオンラインでの決済手続きなど、行政サービスのさらなる向上を図ってまいります。

 次に、公共施設等マネジメントの取り組みについてのご質問にお答えします。

 議員ご指摘のとおり、各施設の現況を的確に捉え、予防保全の考え方を取り入れることは、財政負担の軽減につながるものであると認識しており、ユニバーサルデザイン等の推進方針と併せて、公共施設等総合管理計画の見直しの中で検討してまいります。
 公共施設マネジメントのあり方については、今後、多くの施設が一斉に更新時期を迎えることから、限られた財源を有効に活用しながら、公共施設を維持管理し、運営していくことが重要であるため、他自治体等を参考にしながら、研究を進めてまいります。
一覧へ 〉