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質問
次に、がん患者支援について伺います。
乳がんの手術・抗がん剤治療からはや四年が経ちました。私がこうして元気に活動できているのは、いつも温かな励ましを送ってくださる皆様のお陰と感謝の日々でございます。一方で、検査もしていたのになぜ乳房全摘になるまで気付けなかったのだろうと自責の念に駆られることがあります。私は医師から「自分を責めないで。とにかく再発させないこと。一緒に頑張りましょう」と、明るい言葉に励まされ気持ちを切り替えることができました。
私も活用したウィッグ購入等費用助成事業の利用実績は、このところ百五十人から二百人を超えるまでとなり、今年は合算が認められ、更に利用しやすくなったと感謝の声が届きました。
治療と仕事の両立支援が生きる力となっております。これからもアピアランス支援、外見の支援や家族支援に力を入れていただきたいです。
また、会派の要望により以前実施をされました患者や家族に向けたアンケートですが、がん支援にどのように反映されたのか伺います。
また、早期発見につながる乳がん検診ですが、厚生労働省はマンモグラフィー検査を推奨しており、二年に一度と位置付けております。しかし、特に罹患をされた方や高リスクの方から、間に超音波検査を入れるなどして、発見率を上げてほしいとの声があります。
超音波検査については、特に高濃度乳腺の人に対して、マンモグラフィーと併用した場合、マンモグラフィー単独検査に比べてがん発見率が優れているという研究結果が得られており、対策型検診として導入される可能性があるとされています。
高濃度乳腺など高リスク者が超音波検査を追加した際の費用補助を検討していただきたいですが、区の見解を伺います。
最後に、ウィッグ購入等費用助成事業にがん患者以外の円形脱毛症などの疾病も適用していただきたいです。私は二年弱の着用でしたが、患者さんの多くは先天性で、長く病気と付き合っていると患者会代表の山崎さんから伺いました。また、本区の学齢期の円形脱毛症患者の保護者からは、同級生や教員などに理解を得るために自ら公表し、帽子を着用し学校生活を送っていると教えていただきました。
学校、児童・生徒の理解が大切です。本事業の適用拡充について、港区、渋谷区などと同様に早急に対象に加えていただくよう要望いたします。区の見解を伺います。
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区長 |
次に、がん患者支援に関する御質問にお答えします。 まず、がん患者に対する支援施策等についてのお尋ねですが、がん患者の経済的、心理的負担を軽減し社会参加を支援するため、ウィッグ購入等費用助成などの施策を拡充してまいりました。なお、がん患者以外の、疾病や外傷によりウィッグ等を必要とする方についても、本年度から都の補助事業の対象となったことから、対象の拡大を検討してまいります。 また、区が令和五年度に実施した、がん患者と家族を対象としたアンケート調査では、不安等を相談したり交流できる場や、家事支援等についての要望が挙げられました。 この結果を踏まえ、昨年度、相談の場や、がん患者とその家族が利用できる居場所等の地域資源をまとめた療養資源マップを作成し、配布しております。 さらに、昨年度からがん患者交流会を開催し、本年度からは、介護保険の対象とならない四十歳未満の末期がん患者を対象に若年がん患者在宅療養支援事業を開始しました。 今後も、がん患者やその家族の地域での生活を支援する取組を進めてまいります。 次に、乳がん検診における超音波検査への費用補助についてのお尋ねですが、令和五年八月のがん検診のあり方に関する検討会において、高濃度乳腺に対して超音波検査をマンモグラフィーと併用した場合、マンモグラフィー単独検査に比べてがん発見率等が優れているという結果が得られたものの、課題として、要精検率を下げることや、新たな検査項目を導入するための科学的根拠の集積が引き続き必要であること等が議論されております。 区は、対策型検診として、国の指針に基づき、死亡率減少効果が科学的根拠として認められたマンモグラフィーによる乳がん検診を行っております。現時点で、検診項目とされていない超音波検査を受けた方への費用助成は考えておりませんが、引き続き、研究の進展や、国の動向を注視してまいります。 |
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