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質問
はじめに、今週金曜日の25日は「文京オレンジデー」女性に対する暴力の撤廃キャンペーンを行います。女性や女児に対する暴力のない明るい未来を象徴する色「オレンジ」を身につけて行います。1人でも多くの方とアクションを起こし暴力撤廃を呼びかけて参りたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
それでは質問に入ります。
まず初めに、国の予算に伴う本区の施策展開について伺います。
先月11日、国の第2次補正予算が成立しました。これには公明党の主張を反映し、生活に密着した政策が数多く盛り込まれました。特に保育所の待機児童解消に向け保育の受け皿40万人から50万人分へ拡大、さらに介護を理由とした離職の防止策です。
また、保育所等の防犯対策を強化するため、非常通報装置・防犯カメラの設置などの必要な安全対策に要する費用について、補助を行うとしています。こういった国の動きに伴い、本区においても、国の特財を活用し、待機児童解消や施設の安全対策など喫緊の課題に取り組んでいただきたいと思いますが、先日発表された29年度重点施策も含め、今後取り組む施策は何か伺います。
また、会派として障害者施設の安全対策について相模原の事件もあったことから、万全を整えていただきたいと要望したところでしたが、その後、区はどのように取り組んでいるか伺います。
また、保育所の待機児童250人超の解消のため、取り組んでいる進捗状況を、保育量と質の確保の両面でお聞かせください。
答弁 |
区長 |
田中香澄議員のご質問にお答えいたします。 最初に、本区の施策展開に関するご質問にお答えします。 まず、国の補正予算の活用等についてのお尋ねですが、 平成28年度の厚生労働省第二次補正予算は、成立後間もないことから、現時点において詳細な内容が示されておらず、具体的な活用に関しては、これからの検討となりますが、緊急対策としての、私立認可保育所の新規開設補助については、補正予算の活用を前提に準備を進めてまいります。 また、29年度の重点施策として、区立保育園等に電気錠や防犯カメラを設置するとともに、国の補助金を活用して、「子どもの貧困対策」や「地域の支え合い体制づくり推進事業」などを進め、喫緊の課題にして積極的に取り組んでまいります。 次に、障害者施設の安全対策についてのお尋ねですが、 相模原市の障害者施設での痛ましい事件を受け、区立の障害者施設について、緊急時に対応できる職員体制を再整備するとともに、警察等の関係機関との連携、窓や出入口の適切な施錠など、安全に関して再確認いたしました。 また、施設ごとに安全性の向上を図るため、本郷福祉センターについては、本年度中に自動ドアの電子錠やモニター付きインターホンを設置いたします。 さらに、小石川福祉作業所については、29年度に実施予定の大規模改修工事におい て、正面玄関にオートロツク式の自動ドアや防犯カメラなどを設置いたします。また、大塚福祉作業所についても、大規模改修工事に併せて、施設の安全対策を考慮した改修を行ってまいります。 次に、待機児童解消に向けての取り組みについてのお尋ねですが、 「保育所待機児童解消緊急対策」を着実に進め、来年4月に私立認可保育所6か所、小規模保育事業A型1か所を開設するとともに、新規開設園のうち5か所で、新たに定期利用保育事業を実施することで、保育サービス量の更なる拡充を図ってまいります。 また、各施設における保育の質を確保するため、区立保育園の園長経験者等による巡回指導を行うとともに、都と連携して、私立認可保育所等に対する指導検査を実施しているところです。今後も、各施設において巡回指導の体制を強化してまいります。 |
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