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質問
次に災害対策について伺います。
1点目は通学路におけるブロック塀等の安全対策についてです。
6月18日に大阪府北部を震源とする地震により壁が倒壊し、5人の犠牲者が出ました。ご冥福をお祈り申し上げます。
この地震により本区においても学校のブロック塀等の安全点検等を行い、現在の建築基準法に適合していない可能性があるブロック塀が4箇所、建築基準法に適合しているが老朽化しているブロック塀や万年塀が2箇所発見され、いち早く撤去、改修工事に着手されました。
そして、区有施設のブロック塀などの安全対策も今定例会の補正予算に提案され、スピディーに対応されたことは高く評価致します。一方、安全性が十分に確保されていない民間のブロック塀等につきましては、今回、その工事費用の助成を拡充されましたが、どの程度の執行を見込まれているのか。周知につきましては漏れのないようお願いしたいと思いますが区長のご見解をお伺い致します。
また、危険度の高い民間のブロック塀等の改修には通学路も含め、直接、職員の方が足を運んで改修を促進していただきたいと思います。
2点目は水害対策についてお伺い致します。
近年、気候の変化により様々な地域で大雨による水害が発生しております。特に西日本豪雨災害では土砂災害等で多くの命が奪われました。
昨年、東京都は、土砂災害防止法に基づく第一次調査の結果として、文京区内に15箇所の土砂災害警戒区域の指定を行いました。その位置は、文京区の土砂災害ハザードマップに記載されています。
今後も東京都は、2019年度までに都内全域の土砂災害警戒区域の指定を行なうとしており、現在、第二次調査に基づく指定を進めているそうです。
第二次調査では、警戒区域が今の15箇所から増えるのではないかと推測しております。
本区としても、土砂災害警戒区域の指定を契機に、これらの区域における安全確保について、これまでの考えから大きく踏み込んだ対策が求められると思いますが区長のご見解をお伺い致します。
答弁 |
区長 |
次に、災害対策に関するご質問にお答えします。 まず、ブロック塀等の改修工事費助成等についてのお尋ねですが、 本事業については、大阪北部地震を契機として、区民の関心が高まっており、既に30件近い相談を受けているところです。 また、調査において、安全性に課題があると判定した塀については、区職員が直接、所有者等に対し、相談や助成事業の案内を行い、撤去や改修等を働き掛けてまいります。 調査対象外の塀については、区民からの問い合わせ等に対し、職員が現状を確認し、安全対策等の相談に応じております。 なお、塀の所有者が、自ら安全点検できるよう、国土交通省が作成した「ブロック塀等の点検のチェックポイント」などを周知しております。 事業の拡充については、区報やホームページに加え、シビックセンター地下2階のマルチビジョンの活用や、区有施設でのポスター掲示など、様々な機会を捉え、周知してまいります。 次に、土砂災害警戒区域における安全確保策についてのお尋ねですが、 近年、日本各地で地震や豪雨による大規模な土砂災害が多発していることはご案内のとおりです。 また、本年度中には、都において、土砂災害警戒区域等の追加か所の公表も予定されております。 これらの状況も踏まえ、区としても、土砂災害警戒区域等の安全確保について、区民の安全・安心の観点から、必要な対策を検討してまいります。 |
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