TOP ＞ 議会報告 ＞ 新型コロナウイルスワクチン接種について

議会報告 

令和3年2月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問　
松丸 まさし

QQ 質問

新型コロナウイルスワクチン接種について

　初めに新型コロナウイルスワクチン接種についてお伺いいたします。
　国内で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されて、１年が経過をいたしました。
　この間、新型コロナ対応の最前線で患者のケアをされている医療従事者の皆さまをはじめエッセンシャルワーカーの皆さまに心から感謝申し上げます。
　しかし、未だ感染拡大が止まらず、コロナ禍収束への決め手はワクチンの接種になるのではないかと思われます。
　厚労省が示したスケジュールによると、米ファイザー社製のワクチンが承認され次第、早ければ２月下旬までに医療従事者向けの接種が始まり、４月以降に高齢者向け、その他の持病のある人の順番で接種が始まるそうであります。
　医療従事者は国・都が調整をしますが、高齢者からは市区町村が調整主体となり実施をするそうであります。そこで、ワクチン接種にむけて、現在の本区の取り組み状況をお伺いいたします。

　接種体制や接種券の印刷や配送など準備のためのマンパワーの問題、接種場所や接種実施人員の確保など課題が山積をしていると思われますがお伺いいたします。

　一方で、ワクチン接種に対する期待がある反面、不安も交錯しているのが実情ではないでしょうか。ワクチンの有効性・安全性・副反応など必要な情報を区民に分かりやすく発信することが極めて重要だと思われます。また、接種方法や「いつ頃」「どういった人たち」に接種していくのか。そういった目安も丁寧に分かりやすく区民に説明していくことも大切かと思われます。
　さらに、「ワクチン接種への不安」や「接種後、体調に変化が生じた場合」などに対応するための相談体制の構築も不可欠です。
　区民の皆様が、混乱なく迅速に安心してワクチン接種を受けられる体制の構築についてお伺いいたします。

AA 答弁

 区長 　松丸議員のご質問にお答えいたします。

　最初に、新型コロナウイルスワクチン接種に関するご質問にお答えします。

　まず、ワクチン接種に向けた現在の取り組み状況についてのお尋ねですが、

　区では、４月以降の高齢者を対象とした接種に向け、１月に予防対策課の職員を増員するなどの体制強化を図り、準備を進めております。
　また、現在、会場ごとの具体的な業務フロー等を検討しており、必要な医師、看護師等の確保に向けて、医師会及び区内医療機関と調整しているところです。さらに、接種を補助する事務員等も必要となることから、民間事業者への委託も含め、必要な人員の確保を行ってまいります。
　なお、接種場所については、現在、区内６か所の医療機関と、保健サービスセンター及び本郷支所の２か所を準備しており、今後必要に応じて、更なる接種場所の確保に努めてまいります。
　　
　次に、安心してワクチン接種を受けられる体制の整備についてのお尋ねですが、

　接種方法等については、現在ホームページで公開している情報を、随時更新していくほか、区報等により、分かりやすい情報発信に努めてまいります。
　また、ワクチン接種の対象となる方に接種券を発送する際に、予約方法や国の総合案内サイト等の情報を掲載した案内文を同封し、個別に周知を図ってまいります。
　さらに、コールセンターを設置し、ワクチン接種に関する区民からの様々な相談に応えることで、不安の解消等に努めてまいります。
　なお、接種後の副反応に関する相談窓口については、都において設置する予定となっております。
一覧へ 〉