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質問
次に、地域の安全対策の強化について、お伺いします。
文京区では、「文の京」安全・安心まちづくり協議会を実施して、文京区の安全と安心のための事業を推進しています。
その中では、安全・安心まちづくり推進地区の活動支援として、防犯カメラの整備・維持管理・運用への補助事業、など様々な事業を実施しています。
また、教育委員会の事業としても、防犯ブザーの支給、スクールガードの活動、子ども110番事業、などの安全対策事業を実施しています。
こうした事業の実施が、文京区の安全・安心なまちづくりに貢献して頂いていることに深く感謝申し上げます。
現在、いまだに窃盗事件や、子どもへの不審者の接近、オレオレ詐欺などの動きがあることに、更なる対応が求められます。また、文京区には、私立の学校に通う子ども達も多く、区立の通学時間と異なる時間で移動をしていることにも対応するべきと考えます。
地域の防犯に協力したいというお声がありました。しかし、町会やボランティアに所属することに抵抗があり、現在の防犯事業に参加できていません。こうした方が活躍できることがないかと探したところ、東京都が実施している、ランニングをしながらパトロールを行う「パトロールランニング」の事業がありますが、こちらも団体での活動となります。
三鷹市が行なっている「ジョギングパトロール」の取り組みは、三鷹市が実施主体となり、個人で登録するだけでLEDアームバンドが渡され、自分の通常のジョギングが見守り活動につながる取り組みとなっており、効率的でかつ参加しやすい事業になっています。
コロナ禍をうけて、お散歩やジョギングをする人が増えてきました。こうした方のご協力をいただきながら、地域の防犯力を向上させる取り組みが有効と考えます。区の見解をお伺いします。
答弁 |
区長 |
次に、地域の安全対策の強化についてのご質問にお答えします。 本区の令和2年の刑法犯認知件数は912件であり、前年に比べ、351件、28%の減となっております。 新型コロナウイルス感染症の影響により、区民が地域で過ごす時間が長くなったことで、自然に「ながら見守り」の強化が図られたことが、件数の減少につながっているものと推測しており、散歩やジョギングの際の「ながら見守り」が、区内においても、一定行われているものと捉えております。 今後とも、区民の防犯意識の醸成に努めるとともに、官と民のそれぞれが地域の犯罪抑止に取り組むことで、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。 |
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