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議会報告 

令和4年11月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

転入者への区政情報の提供について

 次に転入者への区政情報の提供についてお伺いいたします。
 現在、文京区において、他区・他県から転入される方は、このコロナ禍で減少傾向にありましたが、今年に入って増加傾向になり、年間1万7000人以上の方が文京区に引越しをされています。
 その引越しの際には、様々な行政機関や民間事業者に対して、氏名や新住所等の情報を個別に届け出る必要があり、その都度、手続きの負担が生じています。また、必要な手続きは人によって異なり、手続きを行うべき相手方が多岐にわたることから、必要な手続きの全体像を把握できず、手続き漏れが発生しやすい状況となっています。
 このような現状・課題に対して、引越しに伴う手続きの負担を軽減し、また、手続き漏れを防止するため、引越しワンストップサービスをデジタル庁が推進しています。
 この「引越しワンストップサービス」は、引越しにともなう電気・ガス・水道などのライフライン系から、金融機関や自治体への転出・転入などに関わる手続きまでをオンラインかつワンストップで完結させるサービスです。
 文京区に引っ越してこられる方が、様々な事務手続きに時間と労力を使う必要もなく、転入者への大きなサービスにつながると思います。
 この「引越しワンストップサービス」を本区においても導入すべきと思いますがご見解をお伺いいたします。
 また、文京区に引越しをされてきた方からよく聞く言葉は、ホームページには、沢山の区政情報が掲載されているが、情報量が多すぎて活用できないということであります。年間にこれだけの人が転入されてくるのですから、転入者に寄り添った情報の提供が必要なのではないかと思いますがご見解をお伺いいたします。例えば、転入者向けのコーナーを設けるとか転入者用の情報をラインで発信するなどの工夫が必要かと思いますがご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、転入者への区政情報の提供に関するご質問にお答えします。

 まず、引越しワンストップサービスについてのお尋ねですが、

 本区では、来年2月より、マイナンバーカードを持っている方に対して、マイナポータルを通じたオンラインによる転出届・転入予約のサービス、いわゆる引越しワンストップサービスを開始いたします。
 これにより、転出情報を本人がマイナポータルに入力することで、役所に出向くことなく転出届がなされ、転入先自治体での手続きでも、原則として届出人の署名以外は記入不要となるもので、住民の利便性の向上にもつながるものと考えております。
 当初は、住民登録業務において開始し、今後、様々な手続きも順次できるよう検討しております。
 また、ライフラインや金融機関に関する手続きについては、現在、国において、検討が行われていることから、その動向を注視してまいります。

 次に、転入者への情報提供についてのお尋ねですが、

 現在、区ホームページのトップ画面に「くらしの手続きガイド」というコンテンツを設けており、転入、転出などのライフイベントに応じて、各質問項目に回答することで、必要な手続きが表示されるよう対応しております。
 今後は、ホームページをライフイベントに沿った掲載内容とすることで、転入者が必要とする情報にアクセスしやすい構成となるよう工夫するとともに、情報量についても精査してまいります。
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