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質問
最後に、安全で快適なまちづくりについてお伺いいたします。
四月よりオープンになる中央大学茗荷谷キャンパスを始め、学校施設が集中する茗荷谷駅や白山駅での通勤・通学の際に混雑を緩和するために、池袋駅、御茶ノ水駅、巣鴨駅などの乗換駅と結ぶ直通型や循環型のバス運行の導入を、バス事業者へ申入れを行うことが必要であると思います。
そのことによって、特に朝の混雑時を緩和することにより、区民の安全を確保することができると思いますが、見解をお伺いいたします。
また、国や鉄道事業者に対しても、更なるバリアフリー化を推し進めるべく、江戸川橋駅などの地下鉄駅に二基目のエレベーター設置を求めるとともに、高齢者や障がい者には特に負担の大きい下りについて、エスカレーターの増設や優先が必要と思われますが、見解をお伺いいたします。
道路交通法改正に伴い、全ての利用者に対して着用が努力義務化された自転車の乗車用ヘルメットについて、その着用を促進するため、購入代金の一部、例えば二千円までを上限に、半額など補助する支援をしてはどうか、お伺いをいたします。
区内の交通不便地域を解消するため、Bーぐるの左回りルートや大塚・千石ルートの検討促進並びに予約型乗合バスの導入を是非進めていただきたいと思いますが、御見解をお伺いいたします。
答弁 |
区長 |
最後に、安全で快適なまちづくりに関する御質問にお答えします。 まず、学校施設が集中する駅周辺の混雑緩和についてのお尋ねですが、区は、本年四月に茗荷谷キャンパスを開校する中央大学に対し、茗荷谷駅周辺の混雑緩和対策について、東京メトロや都交通局と協議・検討するよう、申入れを行いました。 その後、中央大学において、交通量調査や授業の履修情報の分析を行った結果、通学時間帯と駅周辺の混雑のピークとなる時間帯が重ならないことから、現時点では、バス運行の要請は行わないと聞いております。 今後、大学等が集中する茗荷谷駅や白山駅周辺における混雑が過剰となった際には、必要な対策を講じるよう、大学等へ要請してまいります。 次に、駅のバリアフリー化についてのお尋ねですが、地下鉄駅へのエレベーター等の設置については、鉄道事業者において、用地買収や構造上の課題がありますが、整備に向けた検討を引き続き行うと聞いております。 今後も、駅出入口周辺の建て替え計画等の機会を捉えて、バリアフリー化の整備を進めるよう、鉄道事業者に働き掛けてまいります。 次に、自転車用ヘルメットの購入費用助成についてのお尋ねですが、道路交通法の改正により、本年四月一日から、全ての自転車利用者に対し、ヘルメット着用が努力義務化されることから、区では、リーフレットの配布やホームページ等により、周知啓発に努めているところです。 自転車用ヘルメットの購入費用の助成については、都や他区の状況等を注視しながら、検討してまいります。 次に、Bーぐる等についてのお尋ねですが、Bーぐるのいわゆる逆回りルートについては、公共交通不便地域の解消につながらないことや、公益性と経済性のバランスや採算性にも配慮する必要があることから、実現は難しいものと考えております。 また、議員御提案の大塚・千石ルートなど、一部の公共交通不便地域の解消については、社会情勢や交通システムの進展等を踏まえた上で、コミュニティバスを含め、様々な公共交通サービスを総合的に検討していくべきものと考えております。 なお、予約型乗合バスの一つである、いわゆるAIオンデマンド交通については、現在、実証実験を提案した民間事業者において、他自治体で先行実施した内容の検証等を行っており、今後、これらの分析結果等を踏まえ、本区における実証実験を行う範囲や内容、進め方について、改めて提案を受けることとなっております。 区としても、本事業が区で展開されることは、区民の利便性の向上に資するものと認識しており、引き続き、民間事業者と協議してまいります。 |
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