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質問
次に、日常生活での高齢者事故の防止について伺います。
高齢者にとって日常生活の中での事故は、その後の生活に大きく影響を及ぼすことがあります。それだけに、本人や家族が普段から事故防止を心がけることが大切です。東京消防庁のデータによると、この5年間に事故による救急搬送された高齢者は約32万人おり、そのうち8割の方が「転ぶ」が原因です。その「転ぶ」事故の発生場所は、住宅内が最も多く、このうち、居室・寝室での事故が約7割を占めています。事故防止のためには、段差をなくす、照明器具で足元を明るくする、階段や廊下・玄関先に滑り止めをすることが重要であると東京消防庁は呼びかけています。
本区の取り組みでは「転倒骨折予防教室」を開催しておりますが、現状を伺います。
65歳の平均障害期間では、女性の寝たきりの期間は、男性の約2倍とのデータも出ています。骨折からの寝たきりにならないよう転倒防止の啓発をさらに進めなければならないと考えますが今後の取り組みを伺います。
答弁 |
区長 |
次に、高齢者の転倒防止についてのお尋ねですが、 転倒骨折予防教室は、高齢者の寝たきりの原因である転倒を防止するため、区内11の地域会場で実施しております。 昨年度の介護予防講演会では、「足のケア」をテーマに、歩き方や足を大切にする秘訣など、転倒防止の視点を取り入れて実施いたしました。 本年度は、作業療法士や健康運動指導士等の専門職による運動指導に加え、口腔機能の改善と栄養改善指導を行い、より効果的な教室の実施を進めております。 今後も、高齢者の自立支援のため、予防教室の充実と、様々な機会を捉えた転倒防止の啓発に取り組んでまいります。 |
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