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質問
次に、路上喫煙禁止区域の拡大についてお伺いいたします。
本区の喫煙対策は、区内全域が歩行喫煙禁止であり、路上喫煙禁止の重点地域がシビックセンター周辺や本郷・湯島地区に指定されています。
また、強化事業としては、屋内喫煙所設置費等助成制度や歩行喫煙禁止周知・啓発キャンペーン、巡回指導の強化などに取り組んでいます。
しかし、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、国の健康増進法の改定や東京都においては子どもを受動喫煙から守る条例がこの4月から施行され、又飲食店に対する規制を国の法案よりも厳しい内容にするなど大きな動きが見られます。
重点地区である本郷・湯島地区では、地域の方々が路上喫煙禁止地区連絡協議会を設置し、現状を確認するとともに今後の対策や方針について話し合いの場を持っています。そこでは、重点地区の境界では、規制内容が道路を挟んで変わるなど、わかりにくい。地域に住んでいる方々には浸透してきたが、区外から来る人は意識が全くないなどの意見が出されました。
また、区民の皆様のタバコの煙に対する嫌煙意識が高まり、道路上だけではなく、私有地や私道上の灰皿や喫煙に対する苦情も多く耳にするようになりました。
そこで、条例の制定から9年以上が経過し、喫煙に対する社会状況も大きく変化をしている中で、区内全域を路上喫煙禁止にする時期にきているのではないかと思われますが、本区のご見解をお伺い致します。
また、本区として受動喫煙防止に対する本区独自の取り組みにお考えがあるのかもお伺い致します。
一方で、非喫煙者と喫煙者が共存していくために、喫煙場所の設置も視野に入れる必要があると思われます。その取り組みについてもお伺い致します。
答弁 |
区長 |
次に、路上喫煙禁止区域の拡大に関するご質問にお答えします。 まず、区内全域の路上喫煙禁止についてのお尋ねですが、 区では、これまでも「歩行喫煙等の禁止に関する条例」において、区内全域における歩行喫煙・吸い殻のポイ捨ての禁止、重点地域における路上喫煙の禁止を定め、喫煙マナーの向上を図っております。 しかしながら、区民のたばこの煙に対する意識の高まり、国の健康増進法の一部改正や都の受動喫煙防止条例の動向、加熱式たばこの急速な普及等、社会情勢が大きく変化している状態にあることから、今後、課題を整理し、区内全域における路上喫煙禁止対策について検討してまいります。 次に、受動喫煙防止に対する本区独自の取り組みについてのお尋ねですが、 現在、国の法改正や都の条例制定が見込まれており、これらの内容を踏まえ、「区立施設における受動喫煙防止のための指針」の見直しを含めた区の受動喫煙防止対策を検討の上、実施してまいります。 次に、喫煙場所の設置についてのお尋ねですが、 非喫煙者と喫煙者の共生を図るためには、民間施設における屋内喫煙所の設置が、必要かつ急務と考えております。 区では昨年度から屋内喫煙所設置助成を重点施策として実施しており、今後も喫煙環境を整備するため、事業を推進してまいります。 |
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