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質問
次に子ども宅食プロジェクトについて伺います。
29年度は150世帯に対し、450世帯を超える応募があり大変に好評いただいた本プロジェクトが、30年度450世帯を増やし、600世帯への支援を決定したことは大変に評価するところです。早速、落選した方全員に食品が配られ、我が会派にも喜びの声が届きました。
先日、「こども宅食」コンソーシアムリーダーであるフローレンスさんが発表した成果報告の中で、配達されたお米やレトルト食品の中にお菓子が入っていて、これでお友達を家に呼ぶことができそうです、という声や、配達の方が「何か困っていることはありませんか」と聞いてくださり心強く嬉しい気持ちになりました、との声があると伺い、ここに現金支給でなく、物品を直接届けるという手法の良さを実感しました。
そこで、今後の課題としてあげられた、宅配提供数の増加に対応するための体制整備について伺います。600世帯に対応できるよう、またさらに拡充する必要が出た場合、運営体制を整備するため、本区とコンソーシアムでどのように取り組んでいかれるのか伺います。また、このプロジェクトの肝でもある、ソーシャルワークを構築する上で、区とコンソーシアムの間での課題となっていることは何か、リスクの早期発見、早期対応、予防的な対策を構築する必要が大いにあると思いますが、区の見解を伺います。
こういった課題を解決し、本プロジェクトの目的を遂行するために、一層の関係機関との連携、さらに、区とコンソーシアムで共有するべき情報を、共有し、共に課題を解決する共同体になっていく必要があると考えますが、区の見解を伺います。
答弁 |
区長 |
次に、子ども宅食プロジェクトについてのご質問にお答えします。 子ども宅食では、児童扶養手当及び就学援助の受給状況から、利用対象者を1,000世帯と想定しております。これら多くの家庭に支援を届けるには、配送する食品と運営資金となる寄附の確保が課題となっております。引き続き、コレクティブインパクトの手法を活かし、パートナー企業の開拓と積極的な寄附広報を展開してまいります。 また、配送やアンケートを通じて把握した、困りごとを抱えている世帯を、ソーシャルワークにつなぐ体制の構築が重要と認識しております。今後は官民の役割分担を踏まえながら、本人に寄り添った支援について検討してまいります。 このため、コンソーシアム会議等において、情報共有や、課題に対する議論をしているところです。それぞれの立場や、仕事に対する進め方は違いがありますが、共通の目的に向かって、コンソーシアム一丸となり、引き続き取り組んでまいります。 |
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