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質問
次にwithコロナでの子育て支援のあり方について伺います。
コロナは、妊娠や出産を経験した女性やそのご家族にどのような影響を与えたでしょうか。
私たち区議団には、コロナ禍に妊娠・出産を経験した方々から「ないないづくしで心も体も疲れてしまうことが多かった」と打ち明ける方が多かったです。
「里帰り出産や夫の立ち会い出産が希望だったが、制限があり、できなかった。」「同じ経験をしたママ友と仲良くなりたかったが、交流会がなくなってしまった。」「遠出はもちろん外出も一苦労で、家に引きこもりがちだった。」「鬱っぽかった。」など、その声は切実なものばかりでした。
初めに本区の現状を伺います。
総合戦略の主要課題1 妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援で掲げた7事業のさまざまなイベントで、中止となった事業の割合と、その影響について伺います。
その上で、withコロナでの子育て支援はどうあるべきか、具体策を伺います。
特に今申し上げたネウボラ事業をはじめとする7事業については、コロナ禍にあっても、訪問や相談や交流事業のあり方をどのように検討し、実施されようとしているのか伺います。
我が会派としては、参加型のイベントを中止にしてしまうと、同様の事業は、民間でもあまりなく、当事者にとっては機会の損失になるだけでなく、その先、2人目3人目の妊娠や出産、子育てに希望が持てない等、影響が多分に出てくると考えています。
つまり中止にしない事業計画を立てるべきです。
例えば参加型のイベントも、感染状況で中止にするのではなく、基本的にはオンラインとリアルのハイブリッド形式での実施を当初から計画するべきと考えますが、区の見解を伺います。
助産師会が始めたズームでママサロンのように、オンライン交流会は、コロナ禍にあってニーズにあったやり方で参加者から喜ばれました。今後は、区の交流事業として、実施していくべきと考えますが、区の見解を伺います。
ハイブリッドの開催で課題になるのは、ITスタッフ不足です。先行してオンラインサロンを始めた助産師会に話を聞いたところ、オンラインの環境を整え開催するのは苦労があった、ITのサポートがあったら負担が減る、と。他部署の事業でもそうですが、オンラインのイベントには、区のIT担当が、配信等のバックアップを受け持つなど体制があれば、イベントのオンライン化が促進されると思いますが、区の見解を伺います。
答弁 |
区長 |
次に、子育て支援に関するご質問にお答えします。 まず、子育て支援事業についてのお尋ねですが、 「文の京」総合戦略の主要課題である「妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援」で掲げた7つの計画事業における各種事業のうち、コロナ禍で中止となった事業の割合は、一部中止を含めると約3割でした。 中止した事業の代替となるよう、ホームページやYouTubeで、講義の資料や動画を掲載したほか、電話での個別相談を実施しました。 一方、適切な時期に対面による助言・指導を行う機会が確保できなくなることにより、その間、妊産婦が孤立感や不安感を抱きやすくなった等の影響が生じたと考えております。 また、コロナ禍における子育て支援は、感染症対策を徹底しながら、継続的に行うことが重要であると考えております。 そのため、妊産婦が様々な子育て支援事業を、適切な時期に利用することができるよう、対面とオンラインによるハイブリッド方式による開催など、具体的な手法を検討してまいります。 なお、議員ご提案のオンライン交流会の実施については、文京区助産師会との連携も含め、今後検討してまいります。 これからも、子育てに不安や悩みを抱える妊産婦に寄り添い、安心して子育てしていただけるよう適切な支援に努めてまいります。 次に、オンラインによるイベント開催への支援についてのお尋ねですが、 コロナ禍におけるライフスタイルの多様化に伴い、オンラインによるイベント開催へのニーズが高まっていることは認識しております。 そうしたニーズに適切に対応できるよう、本区においては、ICT施策の中心を担うポストとして、情報システムの設計や運用を含む、高度な専門知識等を有するエキスパート職を配置しているところであり、区のイベントのオンライン開催時においては、必要に応じて技術的な支援を行っております。 |
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