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質問
次にヤングケアラーの支援策について伺います。
病気の家族の介護や世話を担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」への支援に関する厚生労働・文部科学両省のプロジェクトチーム(PT)は10月14日、厚労省で会議を開き、両省の来年度予算概算要求におけるヤングケアラー支援策について議論されました。同PTは公明党の推進で今年3月に立ち上がり、国として初の支援策を盛り込んだ報告を5月に取りまとめました。これを受け、概算要求で厚労省は、きょうだいの世話などで子どもらしい生活ができないヤングケアラーのために、家事・育児のヘルパーを派遣するとし一歩前進することができたと評価しています。
文科省は、子どもたちが抱える課題に福祉の面から対応するスクールソーシャルワーカーの配置時間拡充などを盛り込みました。
家事育児ヘルパーやスクールソーシャルワーカーの活用について、本区の現状と現実にどのように運用していかれるのか、当事者であるヤングケアラー自身や関係者にどのように周知し、確実にこういった支援を届けるのか、伺います。
子供らしい生活を1日も早く取り戻すために、今後も公明党は、着実に実態にあった支援策を推進されることをお願い申し上げます。
答弁 |
区長 |
次に、ヤングケアラーについてのご質問にお答えします。 ヤングケアラーの当事者は、自分がそうであるという認識がない場合が少なくないため、ヤングケアラーの早期発見に向け、福祉、介護、教育等の関係機関の連携強化が肝要と考えております。 こうしたことを踏まえ、来年度の重点施策として、現行の「育児支援ヘルパー」の派遣対象をヤングケアラーがいる家庭にも広げるとともに、スクールソーシャルワーカーが、ヤングケアラーなど、家庭に課題や困難を抱える児童・生徒に、より丁寧な関わりを持つことで、具体的な支援につながるよう取り組んでまいります。 あわせて、関係機関が、ヤングケアラーの早期発見・把握や各種支援事業の周知を図るために、研修の実施や相談支援機関の情報共有を図り、より一層連携を強化することで、当事者を適切な支援につなげてまいります。 |
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