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議会報告 

令和6年11月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
宮本 伸一

QQ 質問

防犯対策の強化について

 次に防犯対策の強化についてお伺いいたします。

 昨今、日本各地において闇バイト事件関連や強盗凶悪犯罪が横行しております。文京区におきましてもそんな事件が起きないとも限りません。また、区内において振り込め詐欺をはじめ特殊詐欺被害が後を絶たず、令和4年度は被害総額が2億円を超えました。
 
 本区として、自動通話録音機の無償貸し出しや公園・通学路等の防犯カメラの設置など安全対策の推進を図ってきましたが、ここでもう一歩踏み込んだ防犯対策が必要なのではないでしょうか。
 現在、文京区では地域の自主的な防犯・安全活動の支援をしておりますが、それを各ご家庭の防犯・安全活動にも支援をしてはいかがでしょうか。

 すでに港区や荒川区・足立区、葛飾区などでは防犯グッズの購入費用の助成事業を行っております。住まいの防犯対策を強化するために、「防犯カメラ」や「センサーライト」「センサーアラーム」「窓ガラスを割られないように貼る防犯フィルム」「録画機能付きドアホン」などを購入した場合にその費用を区で助成するものです。足立区では事業の開始3カ月で、1000件を超える申請があったそうです。

 本区としても、更に防犯対策の強化を図るために「防犯グッズ購入費用助成事業」の導入を検討してみてはと思いますがご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、防犯対策の強化についてのご質問にお答えします。

 最近の日本各地で多発する強盗事案で区民が治安への不安を感じていることを踏まえ、区においては、自動通話録音機の無償貸し出しや「文の京」安心・防災メールの配信、青色防犯パトロール活動を行うとともに、本年度より新たに「防犯力向上セミナー」を開催し、区内4警察署と合同で、最近区内で発生した犯罪手口の紹介や、各家庭で行える被害に遭わないための防犯対策など防犯講話を行っているところです。
 なお、防犯グッズの購入費用助成について、現時点では考えておりませんが、今後とも、防犯力向上セミナー等を通じて日々進化する犯罪手口の区民への啓発活動を積極的に行ってまいります。
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