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質問
最後に子どもの権利擁護のさらなる取り組みについてお伺いします。
本年4月の開設まで2ヶ月を切った区児童相談所。これは、区内の子どもたちに寄り添い、その安全と福祉を確保するための大きな一歩であり、大変期待しております。
区児童相談所の設置に伴い、子どもたち一人ひとりの意見が尊重され、その権利がより適切に守られる仕組みを構築していくことが、これからますます重要になると考えます。そのためには、子どもの最善の利益を確保するための支援体制や調査体制の強化も必要です。
そこでお伺いします。児童相談所の開設にあたり、文京区として、子供の権利擁護のためにどのような取り組みを進めているのかお伺いします。
以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
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区長 |
A 答弁 区長 最後に、児童相談所の開設に伴う子どもの権利擁護の取り組みについてのご質問にお答えします。 すべての子どもの権利を保障し尊重するとともに、適切な養育を受け、心身の健やかな発達や自立を保障するために、適切な保護や配慮を行うことが重要であると認識しており、区では、これまでも、「子ども応援サポート室」や、「子どもの最善の利益を守る法律専門相談」など様々な取り組みを進めてまいりました。 また、本年4月の区児童相談所開設により、児童の虐待防止支援体制を充実してまいります。 あわせて、子どもの意見表明や権利擁護のための支援が重要となることを踏まえ、来年度から新たに、子どもの意見を代弁する「子どもの意見表明等支援員」と、子どもの権利侵害等の事実確認の照会・調査を行う「子どもの権利擁護調査員」を配置し、児童相談所等の関係機関とは利害関係のない独立した立場から、子どもの最善の利益を保障する実施体制と環境整備の両方を推進してまいります。 さらに、令和8年3月の「(仮称)こどもの権利に関する条例」の制定に向けて、こどもの権利推進リーダーの取り組み等を通じ、子ども本人の意見を聴きながら、子どもの権利擁護を促進していく内容になるよう準備を進めてまいります。 今後とも、子どもたちが安全・安心に育ち、学び、健やかに成長する環境づくりや社会の実現を目指し、必要な支援を強化してまいります。 |
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