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質問
次に、「施設の脱炭素化に向けた取り組み」について伺います。
区では2050年までに「ゼロカーボンシティ」を目指し、区民・団体、事業者、区のあらゆる主体で取り組んでいます。
特に区の率先行動として、令和4年度からはシビックセンターおよび一部保育園において、再生可能エネルギー電力を100%活用して1845トンの二酸化炭素排出量の削減につながったことは大きな前進と考えます。
現在、改訂が進められている「文京区公共施設等総合管理計画(素案)」では、脱炭素化の推進方針として、施設整備を進める上での脱炭素化について推進していくこととなっております。
今後、施設の新築・増築または大規模改修においては、脱炭素化の取り組みをどのように進めていく計画かお伺いします。
特に学校の脱炭素化については、昨年11月に成立した国の補正予算には「公立学校施設の整備」の事業メニューとして学校施設の脱炭素化などを示し、1558億円が計上されました。こうした補助金を活用して学校施設の脱炭素化を進めるべきと考えますが、区の見解をお伺いします。
また、「文京区公共施設等総合管理計画(素案)」の中で、設備改修等の予防保全の考え方も取り入れており、維持コストを低減する意味からも大変に重要な視点と考えます。民間事業者において、例えば、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社では、設備改修等における脱炭素化の取り組みについての検討を実施していると聞いています。老朽化する前に設備改修等を実施する際、区ではどのように脱炭素化の取組みを実施するか伺います。
答弁 |
区長 |
次に、公共施設の脱炭素化に向けた取り組みについてのご質問にお答えします。 新築・更新時においては、省エネルギー設備等の導入に加え、運営時のエネルギー節減を図り、ZEBを目指した施設設計を行うとともに、内装等の木質化やリサイクル製品、木材製品の採用についても検討し、資源の節約に努めてまいります。 また、大規模改修においても、個々の施設の状況を踏まえた検討を行い、エネルギー節減を図る施設整備を進めてまいります。 加えて、設備改修においては、施設の予防保全の考え方に基づき、これまで以上に計画的に取り組むとともに、設計時には、エネルギー効率の良い照明や空調設備への更新について、十分に検討を行ってまいります。 今後とも、ゼロカーボンシティの実現に向け、施設整備の機会を捉え、脱炭素化に向けたZEB化・省エネルギー化を推進してまいります。 |
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