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質問
始めに、今後の財政運営についてお伺いいたします。
令和6年度一般会計予算は、1275億2800万円となり、当初予算としては初めて1200億円を超え、過去最大の規模となりました。
一方、財政調整基金についてですが、6年度の当初予算における取り崩し額は、過去2番目に大きな規模の約86億円でした。この6月補正予算での取り崩しにより、さらに財政調整基金残高の見込額は減少することとなり、6年度末の残高見込額は、4年度の標準財政規模の約30%といわれている200億円を下回ることとなります。
基金を適正に活用しているという認識ではありますが、財政運営上少し危機感も感じております。
本区としてどのような認識でおられるのか。また、財政の健全化に向けての取り組みについてもお伺いいたします。
答弁 |
区長 |
最初に、財政調整基金に関する認識と財政の健全化についてのご質問にお答えします。 今般の「文の京」総合戦略における財政見通しにおいては、今後10年間、財政調整基金の残高は緩やかに減少していくことを見込んでおり、財政運営の弾力性を維持しつつ、将来的に起こる可能性のある激甚災害等に備えるという観点から、この傾向については、注視すべき重要な課題であると認識しております。 そのため、今後の財政運営においては、これまで以上に、国及び都支出金などの特定財源の確保に努めるとともに、職員を対象とした研修による予算知識のさらなる向上と、枠配分方式の見直しによる効果的な予算編成手法をさらに進めてまいります。 併せて、公共施設整備の計画的な実施や、既存事業の不断の見直し等により、今後とも、健全で持続可能な財政運営に取り組んでまいります。 |
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