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議会報告 

令和6年6月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

高校生世代の支援策の充実について

 次に高校生世代の支援策の充実についてお伺いいたします。
 令和5年度文京区子ども・子育て支援に関する実態調査では、子育てをする上での不安や悩みについて聞いたところ、「子どもにかまっていられないことが多い」「子どもに習い事や学校外活動をさせてあげられない」と答えた世帯が2割から3割おり、総じて学習以外の経験が不足していると感じました。
 また、余暇に関する時間の使い方を見ると、金銭的な理由でできないと言う割合が未就学児、小学生に比べて高校生世代が格段に多いと感じます。
 こうした世帯も含め、「子育てや教育に経済的な負担が大きい」と感じる5割〜6割の方も含めると今後は、幅広い高校生世代の支援、特に学校外の活動を後押しするような支援を親の所得で制限することなく全ての高校生世代を対象にすべきと思いますがご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、高校生世代の支援についてのご質問にお答えします。

 「子どもの権利条約」に示されているように、余暇や年齢に適した活動に参加する権利は、子どもの主体性や好奇心を育むうえで、重要であると認識しております。
 区では、令和5年度より、「高校生世代育成支援金」として、所得によらず、高校生世代を養育する全ての世帯を対象とした区独自の給付を実施してまいりました。児童手当については、その後、国による拡充が実施されることとなったことから、今後は、この児童手当に相当する支援を改め、高校生世代の様々な活動や学業等に必要な支援策を別途検討してまいります。
 また、区内の全ての中高生が社会性を養い、自立した大人へ成長する機会が提供できるよう、青少年プラザを設置しており、湯島地区に続き、大塚地区の設置に向けて、当事者である中高生の声も聴きながら、具体的な検討を進めてまいります。
 今後とも、子どもと家庭を取り巻く社会経済情勢の変化を注視しながら、高校生世代に必要な支援を検討してまいります。
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